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Channel: みっち・ザ・わーるど
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「おお~っ、なるほどー」

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今日の小学校の指導では、小学2年生の女の子

5人の大攻勢にタジタジ。

 

5人も揃うと、もはや最強だね。

 

一応、将棋を指していても、味方の駒を取るは、

馬が飛車のように動かしてくるはで、九段の力を

もってしても、全く太刀打ち出来ません。

 

まあ、こちらとしては、その時間が彼女たちに

とって、楽しいひと時であったなら、それでいいけどね。

 

昨日の教室では、先の叡王戦第2局を、自分なりに

克明に解説。

 

現地でずっと検討していた強みあり。

 

個人的にもっとも気になる局面は、昨日の図だけれど、

生徒さんたちが、「おお~っ、なるほどー」と声を上げて

いたのが、こちらの図。

 

△3九角は、飛車取りと見せて、6六の歩を取りに

行くのが、真の狙い。

 

歩が一つでもあれば、▲8一飛に△5一歩の

頑強な底歩で、踏ん張れる。

 

本譜は▲6八飛△6六角成と進む。

後手、1歩を入手。

 

こうなるんであれば、△3九角の瞬間に▲8一飛を

打った方がいいのでは?

 

この瞬間なら、後手に歩がない。

 

ところがどっこい。

 

図で▲8一飛だと、△5一銀▲6八飛△6六角成▲同飛

△同桂▲5七角と本譜と同様に進んだ際、そこで

△5三角と一拍おいて、▲5七角に△6五銀!の勝負手を

誘発する危険がある。

 

以下、▲同銀に△6七飛と進んだ局面は、後手にも

望みが出てくる。

 

この時に、先手の持駒に飛車が温存されていれば、

▲6八飛と受ける事が出来るのだ。

 

こうした手順は、ただ棋譜を見ただけでは、とても分り難い。

 

解説をつけて、ようやく、そうだったのかー、となる。

 

いつでも打てそうな飛車打ちを、実に慎重に

最適なタイミングを推し量っていたのだ。

 

この一例からも、第1局、第2局を通じて、全般的に

佐藤名人の一手一手が非常に丁寧な指し回しだった

印象でした。

 

強い!

 

「文豪」 太宰&中也のコンビはいいなー。

     今回の戦闘シーンは、メチャクチャかっこよかった!

     

「ブレイブウィッチーズ」

     芳佳、登場!

     お姉ちゃん、目覚める!

     501、いいなー。

     果たして、リーネちゃんの登場はあるのか?

 

 

 

 

 

 

 


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