武田玲奈さんもラブライバーだったのか~。
コメントを開けておくと、こうした情報を頂けるので、
やっぱりありがたいな。
先日、とあるアニメ系会社の人から、
「高橋さんは、将棋九段で、(社会的に)ラブライバーの
トップに君臨してますね」
なんて、嬉しい言葉を頂いたりしてた。
実際、私程度では、まだまだ全然な感じだけどね。
「ラブライバーの王」なんて、おこがまし過ぎる。
ここはひとつ、武田玲奈さんに、「ラブライバーの女王」
を襲名してもらって、こちらは一歩、二歩下がったところから、
楽しむ事にします。
遅まきながら、今日、霧島酒造杯女流王将戦準決勝を見た。
紫野ちゃん、やられちゃったかー。
大きなチャンスだったんだけどなー。
無念なり。
よく見たら、右手が負傷中なのか、サウスポーに
転向したのか、左手で指してたね。
ちなみに私自身も、奨励会二段のほんの一時期に、
奨励会対局や棋譜並べ等も左手でやってた事がある。
右脳を刺激するのが、主な狙い。
でも、序中盤はいいけど、終盤の秒読みで切羽詰まって
くると、つい右手を出してしまう事があって、相手に失礼に
なってしまうので、断念。
そんな私に限らず、棋士はみな、利き腕でない方でも、
普通に駒を持って指せるはずです。
本局は、最初の方は見られず、途中から。
見始めたのが図。
先手熊倉紫野女流初段、後手北村桂香女流初段。
ここから、▲7五歩△同歩▲同角△5二金▲8六角
△2六角と進んで、次第に先手難戦に。
こうした先手の囲いって時々やるけど、いつも柔いなって思う。
金二枚が上擦っちゃってるからね。
7九に銀を引っ張ってきて、固い振りをしてるだけ。
その点、後手陣の方が、数段固い。
ただ今4一にいる金を7にまで持って行かれたら、もはや
先手は勝てる気がしない。
なので、このあたりで先手は、戦いを起こしたい。
でも多分、▲7五歩はやや失敗だったね。
ここは多分、▲3五歩△同歩▲7五歩が正手順で、
先手も何とか戦えてたんじゃないかな。
実戦においては、△2六角の後も、難しいところも
あったけど、時間がないと、挽回も難しいか。
弟子たちの将棋は、いつも期待して見ているんだけど、
なかなか希望通りには行かないもので。