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Channel: みっち・ザ・わーるど
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狙いを秘めて

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201502211734000.jpg


午後5時過ぎに、教室より帰宅。


よし、終盤の競り合いを堪能しよう・・・、


なんて思って中継を見たら、あれっ?

終わってる?


先頃の羽生―佐藤戦。


押したり引いたり、そしてまた押したり引いたりを

繰り返しながら、いつの間にか勝ち筋にしている

羽生名人の指し回しに感動。


本局も、そんな感じになってくれないかなって思ってた。


でも、戦型的に、仕方のないところもあるね。


▲4五同銀と強く踏み出たのは、直線で雌雄を決しよう

という雰囲気の手でもあるので。


どちらが勝っても、短手数になりそうな感じもあった。


五番勝負では、2連敗の後の3連勝は、比較的

ありがちな展開。


第3局に期待、です。


今日、教室で、生徒のみなさんから、大きな拍手を

頂いた。


そんな大それた事でもないんだけどね。


でも、そうして応援して頂けるのは、とてもありがたい。


感謝、です。


図は、昨日の安西君とのVSの一場面。


後手陣は、元々横歩取り△4一玉の構えだったけど、

猛烈に攻め立てられて、いつもながら、苦しい受け。


上部脱出を匂わせて、辛くも凌ぐ。


図では△3二角と打つ方が固いけど、狙いを秘めて、

あえて△1二角と打つ。


対して、▲同竜△同香▲5二桂成なら、難しそうに

思ってたら、実戦は▲5一竜だったので、すかさず

△5七桂成が炸裂!


いっぺんに後手が勝ちになった。


こうした角打ちで勝ち筋をつかめると、とても気分良し、です。




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