午後5時過ぎに、教室より帰宅。
よし、終盤の競り合いを堪能しよう・・・、
なんて思って中継を見たら、あれっ?
終わってる?
先頃の羽生―佐藤戦。
押したり引いたり、そしてまた押したり引いたりを
繰り返しながら、いつの間にか勝ち筋にしている
羽生名人の指し回しに感動。
本局も、そんな感じになってくれないかなって思ってた。
でも、戦型的に、仕方のないところもあるね。
▲4五同銀と強く踏み出たのは、直線で雌雄を決しよう
という雰囲気の手でもあるので。
どちらが勝っても、短手数になりそうな感じもあった。
五番勝負では、2連敗の後の3連勝は、比較的
ありがちな展開。
第3局に期待、です。
今日、教室で、生徒のみなさんから、大きな拍手を
頂いた。
そんな大それた事でもないんだけどね。
でも、そうして応援して頂けるのは、とてもありがたい。
感謝、です。
図は、昨日の安西君とのVSの一場面。
後手陣は、元々横歩取り△4一玉の構えだったけど、
猛烈に攻め立てられて、いつもながら、苦しい受け。
上部脱出を匂わせて、辛くも凌ぐ。
図では△3二角と打つ方が固いけど、狙いを秘めて、
あえて△1二角と打つ。
対して、▲同竜△同香▲5二桂成なら、難しそうに
思ってたら、実戦は▲5一竜だったので、すかさず
△5七桂成が炸裂!
いっぺんに後手が勝ちになった。
こうした角打ちで勝ち筋をつかめると、とても気分良し、です。