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Channel: みっち・ザ・わーるど
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現代感覚VS経験則

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足元ふらふら。

ヘロヘロになって帰ってきたたかみっちです。


歩いてる姿を見た人は、


「この人、やけに疲れてそうだな」


って思っただろうな、きっと。


今日は、この7月から始める子供教室のお試しバージョンに

行って、子供たちと遊んできた。


元々、子供教室をやったらどうですかと進言したのは私。

自分としては、元奨励会の席主さんが、そのままやったら

という意味だったんだけどね。


(講師を)頼まれちゃぁ、嫌とは言えません。

出来る範囲で、協力しましょう。


6面指しとかやった後に、この距離を歩いて

帰ってくるのが、辛かったー。


子供たちが楽しそうにしててくれたんで、

まあ、良かった。


家着いたら、しばらく、グッタリしてたんだけど、

テレビつけたら、巨人大優勢。


そして、交流戦優勝!


やった!


おめでとうございます。

お蔭で、気分も復活しました。


巨人勝ちは、私にとって、最高の精神安定剤です。


行く前に、ちらりとNHK杯戦、観戦。

晴れてたらテニスで見れないところだったけどね。


ちょっと見たら、矢倉模様から、△5三銀右+△6二飛の

急戦形に。


懐かしい形だな、これ。

最近、将棋ファンになられた方には、とても目新しく

見えるかもしれないけど、私の若手棋士時代に

注目されてた戦型です。


自分でも、先手後手両方で、経験あり。


でも、やはり玉が薄いイコール勝率が良くない、

の法則で、後手でやる人がいなくなったんだ。


今また、そうした形を、森下九段は、掘り起こそうとの

気配があるね。


ちょいと用事を済ませて戻ってきたら、

図の局面に進んでた。


パッと見、こうなるんなら、後手もまあまあかなって

思われる。


ここまでに、先手の指し方が、少々大人し過ぎたか

なぁって思ったりもする。


ここで、▲3五歩△同歩▲4六銀と打って出るんだけど、

これは如何にも、カウンターを食いそうで、危ない!


全体的には、森下九段の経験則が、広瀬八段の

現代感覚の上回ったという感じだったね。


矢倉戦っていえば、いつも同じようになってしまう昨今。

こうした将棋も、再び脚光を浴びるかもしれません。




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