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Channel: みっち・ザ・わーるど
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奇跡の凌ぎ

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201406192021001.jpg 201406192021000.jpg 第2図△に飛


「これは詰みだ!詰んでるぞ」


直感は、囁く。


「詰ましに行ったら危ない!ここは詰めろで行こう」


理性は囁く。


▲4六飛に△4四桂と合駒をされた第1図。

1分将棋の中、どちらの声に反応するか。


読んでみた感触においては、以外と簡単に詰んでいる

のではないかって思った。


勇躍、▲4四飛△同玉▲4二飛成(第2図)の順を

決行しようとした寸前、ゲホッっという手に気が付いた。


第2図は、通常は後手玉は詰み形のはず。

ところが、ここで△4三角って合駒をする手がある。


以下、▲4五歩△3四玉▲2六桂△2五玉▲3六金△1五玉

▲1六歩で詰みと思いきや、△同角!と取る手が生じているんだ。。


そんな凌がれ方をされちゃぁ、もう目も当てられないよ。


△4三角の局面は、▲4五金とかの手段もあるので、

はっきり先手がダメとも言い難いけれど、1分将棋では、

難し過ぎて、飛車切りは断念。


よって第1図では、とっさにプランBの、▲5四金△3二玉

▲4四金の順を採用するも、△5六角▲6七桂△5一金で

混戦模様に。


一気に勝てそうな感じだっただけに、寄りが戻ってガックリ。

この気分が、次の▲6三飛成(敗着)を誘発してしまう。


代えて▲8二飛成としておけば、まだまだ難しくて、

厳しくて、そして楽しい終盤戦が続いていたのに。


本日は、塚田九段宅でのVS。


2局目も、せっかつ勝てるチャンスが巡ってきたのに、

つかみ切れず。


どうも、指がいいところに行かないってやつだな。


もしかして、それも、日頃の行い?


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