今朝はまず、「うどんの国の金色毛鞠」を見て、
気持ちをほっこりさせてから、VSに挑む。
図はその1局目。
一見、横歩取りの将棋に見えるけど、実は
相がかりっぽい形からの変化。
最近、戦型分類の難しい将棋が散見されるように
なってきた。
本局しかり、昨日の叡王戦もしかり。
そうした将棋は、データ上では全て「その他の戦型」に
なってしまうけど、もう少し細かく分けてみても
いいんじゃないかなといつも思う。
形勢が二転三転して、図では先手勝ちそう。
でも、後手としても希望がないわけじゃないと
いったところ。
ここで実戦は▲7四桂。
以下、△3九飛▲4二金△同金▲6二桂成△4三玉
▲4二竜△5四玉まで進んで、はたと先手が困った。
金銀三枚持っていても、後手玉は詰まない。
▲4三銀△6五玉▲6六銀の筋は、△同馬で
▲同歩とは取り返せない仕掛けになってる。
それが後手の最後の希望。
本譜は△5四玉に▲5六歩と突くも、△6七角成!
以下の詰みに。
こうなれば勝ちそうだと思っていた通りの進行に
なってしまった。
戻って図では、▲4二金△同金▲3三桂成とすれば、
先手勝ちだった模様。
後手は金一枚を多く頂くも、先手玉を詰ます事が
出来ない悲劇。
しかし、これは後の感想戦での結論。
実戦的には、秒読みの中で、金を捨てておいて
桂を成るというのは、やり難い順と思うけどね。
午後の2局目は、私が先手の横歩取り。
練習では、私も横歩を取ります。
まだまだ先が長い将棋と見ていたところ、
こちらの駒を引き込み気味に指してくれたので、
その機に乗じて、一気の攻勢に出る。
勢い込んで、豪快に飛車を叩き切っての
圧勝劇。
嬉しいには嬉しいけれど、練習の意義としては、
1局目のように、苦しんで苦しんで、という展開に
なった方が、実のところいい。
勝っておいて、贅沢かな。
昨夜、2月の大阪での順位戦のために
宿泊を取ろうと思うも、なかなか希望通りには
行かず。
ホント、最近は大阪でホテルを押さえるのが
大変になってきた。
平日であっても、2か月前ではすでにダメなのか。
で、やむなく定宿を諦めて、初めてのところを
チョイス。
多少距離はあるものの、関西将棋会館から
歩いて行けるので、まあいいか。
今後は、順位戦の日程が決まったら、すぐに
予約しておいた方がいいかもね。