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Channel: みっち・ザ・わーるど
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最後の希望

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¥@yamu201612051932000.jpg

 


今朝はまず、「うどんの国の金色毛鞠」を見て、

気持ちをほっこりさせてから、VSに挑む。

 

図はその1局目。

 

一見、横歩取りの将棋に見えるけど、実は

相がかりっぽい形からの変化。

 

最近、戦型分類の難しい将棋が散見されるように

なってきた。

 

本局しかり、昨日の叡王戦もしかり。

 

そうした将棋は、データ上では全て「その他の戦型」に

なってしまうけど、もう少し細かく分けてみても

いいんじゃないかなといつも思う。

 

形勢が二転三転して、図では先手勝ちそう。

 

でも、後手としても希望がないわけじゃないと

いったところ。

 

ここで実戦は▲7四桂。

以下、△3九飛▲4二金△同金▲6二桂成△4三玉

▲4二竜△5四玉まで進んで、はたと先手が困った。

 

金銀三枚持っていても、後手玉は詰まない。

 

▲4三銀△6五玉▲6六銀の筋は、△同馬で

▲同歩とは取り返せない仕掛けになってる。

 

それが後手の最後の希望。

 

本譜は△5四玉に▲5六歩と突くも、△6七角成!

以下の詰みに。

 

こうなれば勝ちそうだと思っていた通りの進行に

なってしまった。

 

戻って図では、▲4二金△同金▲3三桂成とすれば、

先手勝ちだった模様。

 

後手は金一枚を多く頂くも、先手玉を詰ます事が

出来ない悲劇。

 

しかし、これは後の感想戦での結論。

 

実戦的には、秒読みの中で、金を捨てておいて

桂を成るというのは、やり難い順と思うけどね。

 

午後の2局目は、私が先手の横歩取り。

 

練習では、私も横歩を取ります。

 

まだまだ先が長い将棋と見ていたところ、

こちらの駒を引き込み気味に指してくれたので、

その機に乗じて、一気の攻勢に出る。

 

勢い込んで、豪快に飛車を叩き切っての

圧勝劇。

 

嬉しいには嬉しいけれど、練習の意義としては、

1局目のように、苦しんで苦しんで、という展開に

なった方が、実のところいい。

 

勝っておいて、贅沢かな。

 

昨夜、2月の大阪での順位戦のために

宿泊を取ろうと思うも、なかなか希望通りには

行かず。

 

ホント、最近は大阪でホテルを押さえるのが

大変になってきた。

 

平日であっても、2か月前ではすでにダメなのか。

 

で、やむなく定宿を諦めて、初めてのところを

チョイス。

 

多少距離はあるものの、関西将棋会館から

歩いて行けるので、まあいいか。

 

今後は、順位戦の日程が決まったら、すぐに

予約しておいた方がいいかもね。

 


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