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Channel: みっち・ザ・わーるど
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ぴったり

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201610041915000.jpg

今日は相当に久し振りに、中座七段とのVS。

今日の中のサンプラザは、演歌系のコンサートがあったらしく、
ご年配の方々がわさわさいて、且つみんながホールに収まるまでが、
メチャクチャうるさくて参った。

ラブライブのファンミに行った時もたくさんの人がいたけど、
遥かに紳士的だったよ。

何しろ、指していて、秒読みの中、チェスクロックの音が聞こえない。

なので、目視で時間の減り方を確認しなくちゃいけない。

まあそれでも、どんな状況でも最善手を追い求めるのがプロ。

絶頂にうるさかった時は、相銀冠からの戦いで、こちらが
かなり優勢だったので、ちょっと気持ちに余裕もあったけどね。

午後になって、やや平穏を取り戻しての2局目。

今度は、こちらが大苦戦。

一時は2-8くらいまで開いた感じもあったけど、
懸命の粘りで、4-6まで挽回したかとというところで図。

▲2四桂と打って、さて、玉はどこへ行く?

実戦は、△4二玉▲3二金△5三玉▲6四銀△6四玉▲6三銀不成
まで。

何とこれで、駒の配置があまりにもぴったりで、ぴったり
詰んでる。

前に王手と飛車を打たれて、やむなく合い駒として
打っただけだった▲6八桂が、こんな形で働いてくれるとは!

勝ちになった時って、往々にしてよくあるね、そうした事って。

図での正解は、△2三玉。

▲3四銀△1三玉▲4五銀と飛車は取られるも、△1五角が
厳しい。

一見、これで先手負けのようだけど、「そこで▲3七金!を
気にしたと中座君。

▲3七金かぁ~、打てないねこれは。

いや、でも、打つか。

指し続けるには、それしかない。

もう形振り構っちゃいられない。

まあ、こちらが負けそうではあるけどね。

明日は、午前中晴れていれば、棋士メンバーによる
テニスをやって、一旦帰宅後、小学校の指導に行き、
その後、スタジオに向かいます。






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