昨日は夕方、さて、ブログを書いて、教室に行こう、
なんて思ってたら、突然、インターネットがつながらず、
あせあせ。
その後、何とか機嫌は直してくれたものの、
時間がなくなり、教室からかえって来たのも
午後10時になってしまい、更新は諦めた次第。
PC君、突然、機嫌が悪くなるのはやめて!
このところ、冬作品が、続々と最終回に。
昨日は、MXで「白雪」と「バハムート」。
春の作品は、まだ視聴をどうしようか考え中。
パッと見には、「あんハピ」と「文豪ストレイドッグス」
がいいなと思ってみたりしてます。
今朝、囲碁将棋チャンネルをつけたら、昔の
NHK杯戦をやってた。
加藤前名人対谷川名人。
この肩書で、どの年の放送なのかが分かる。
その昔、前竜王と前名人の肩書が付けられてた時期が
あった。
いつからいつまでかは忘れちゃったけど、今はなし。
この方式でいくと、糸谷君は今期の一年間、
前竜王と呼ばれる事になってたね。
将棋はA図、相雀刺しの戦い。
こうした将棋も「矢倉名局集」に収めたいところだけど、
相雀刺し戦は1局だけ使うとなれば、谷川さんのあの
超絶名手△4七角が放たれた将棋は絶対に外せない。
本局は選局をしていた時の印象がないので、
相雀刺しは、あの羽生ー谷川戦と最初から決めちゃってた
かもしれないな、自分で。
300局くらい解説出来るのであれば、当然、本局も
候補に上がるくらいの熱戦です。
A図では、手堅く△2二銀くらいかなと思いきや、
ここから凄い事に。
A図以下、△9五歩▲同歩△同香▲9七歩△8五桂▲8六銀
△9七桂不成▲同銀△同香不成▲同角△同飛成!▲同香
△2七角▲2八飛△4九角成と進む。
9七に飛車で突っ込むとは!魅せてくれます、谷川流。
後手の駒の勢いは良し。
しかしながら、実際の形勢は微妙。
こうした強攻策に出る場合、△5二金形であれば、
後手必勝。
でも、△4三金右形では、玉の側面が弱く、
そこがどうなるかというところ。
この将棋の終盤戦がB図。
4一の竜は、A図では1八にいた飛車が、指し手の
流れに乗って、何と地下鉄飛車さながらに、9九から
敵陣に成り込んだとの、奇跡の展開。
今、4二の角を王手と飛び出して、最後のお願い。
ここで▲7七桂と合駒すれば詰まないなと見てたら、
実戦は▲7七香!
むむっ、これは行ったんじゃないか!
香合いだと、△同と▲同金△同角成▲同玉△8五桂の時に
▲8六玉と上がる手が利かない。
(△9六金▲同玉△9四香の筋で詰む)
よって下に戻るしかないけど、それでは如何にも危ない。
実戦は△8五桂以下、▲6七玉△7八銀▲5八玉
△4八桂成▲同玉と進み、これはどう見ても詰みだろう
なんて思って見てたら、意外にもこれがなかなか詰まない。
先手陣は、1六の地点がセイフティボックスになっていて、
ここに一マスあるがために、ギリギリで助かっている様子。
△3七銀▲同玉△3六香の筋は、▲2七玉△3七金▲1六玉で、
息が切れる。
こりゃまた、驚いたね。
本譜は▲4八同玉に、△2六馬から迫るも、僅かに足りず。
谷川名人(当時)、土壇場でひっくり返せずに、無念。
こちらは、こうしたいい将棋を収録し切れずに、無念。
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奇跡の二枚飛車とセイフティボックス
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